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2021.04.30

米原市上平寺集落の「田舎のごちそう」を堪能しました!

米原市上平寺集落の「田舎のごちそう」を堪能しました!

よつ葉フレンズさん交流会

2021/4/26

上平寺集落には、
よつ葉フレンズ
という可愛らしい名前で活動する女性の会があります。

地元に伝わるおもてなし料理を作って旅人にふるまったり、
お惣菜を道の駅で販売されたりしています。

現在は4人の元気なお姉さま方が活躍中!
明るくて、おしゃべりが楽しくて、
もちろん料理の腕は完璧です。
段取りよく、動きに無駄がなく、
おしゃべりしながらも手が早くて、
片付けもいつの間にか終わっている。。。
主婦の先輩として、人間として見習わないといけないところばかりです。

「まぜごと」の料理

湖北のこのあたりでは、
婚礼や法事のことをしばしば「まぜごと」って言います。
うまく言い表した言葉だな、と感心します。
だって、法事って知らない親戚とか知り合いとか、
孫とか、じいさんばあさんが「まぜまぜ」して集まってる感じが
しませんか。

そんな時に、原材料費を抑えて、たくさん作って、
取り分けられて、簡単に食べられて、美味しい、
という料理を用意する必要がありました。

家の畑の採れたて野菜、野草、
知り合いの漁師から分けてもらった湖魚、
近所のお豆腐屋さんで買ったおから、
などなどを、その家の味付けで調理して、
大人数でわいわいいただきました。
お酒も飲んで、返杯して、
大声でしゃべって。
コロナ禍の今ではほんとに遠い昔のことになっちゃいましたね。

さて、そんなお料理を
田舎のごちそう!と呼ばせてもらいます!

男女共同参画などと言われていますが、
田舎のごちそうは100%、女性の手によるものです。
おばあちゃん、お母さんの料理。
男尊女卑なんて当たり前、女性は作って、片づけて、
残り物を台所の奥で女性だけでいただく。
そのおしゃべりがまた楽しいこともあったでしょう。
でも、やはりそういったことは「めんどくさいもの」として、
だんだんなくなっていきましたね~
寂しいと思いますが、仕方ないことだと思います。

本日のメニュー

と言ったことも踏まえて(どんなこと?笑)、往時のことを懐かしく思い出しつつ、
コロナ禍の中、対策をきちんと整えて、少人数でのランチ会を開きました。


メニュー見ただけで、ごちそう!!と思いませんか!!
こちらの女性は、よつ葉さんのリーダー的存在、比佐乃さんです♡


野草、山菜の天ぷらを大量に揚げます!


うど、よもぎ、ユキノシタ、どくだみ!!!
(ビールもってこい!って感じです)


えび豆は、前日に大豆を圧力鍋で調理済み。
ふっくらして甘くて、これだけで最高!
(酒もってこい!って感じです)
えびは、旬の時に仕込んで、冷凍して保存しているものを使います。


大量の白砂糖を投入!!!
にびっくりしますが、
昔は砂糖自体がごちそう。
甘いほど美味しい!
(やはり酒もってこい!)

砂糖を投入して、水は一切入れずに煮ていきます。
そして、右の写真は↑ イタドリの煮物です。
こんなに太くて柔らかいイタドリは珍しいし、もちろん美味しい!


白和えは、たっぷりのゴマと豆腐をミキサーで。
文明の利器を使います!
ここにもたっぷりの白砂糖~
砂糖と醤油の料理最高!

いただきます!!
黒豆ごはん寿司は、ほんのりピンクで春らしく、
ぜいたくなおいしさ!!!


道の駅で販売されているお惣菜と、
手作りの「柚餅子」(ゆべし)です。
このように干して作ります↑
(酒酒酒!!)

よつ葉フレンズさん、
ご一緒してくれた皆さん、
ありがとうございました~!!

結局アルコールなしでしたが(一部の人は出来上がっていました笑)、
次は「うむ」でやりましょう!

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