京極氏は、京極氏信が愛知川以北六郡を与えられ、京都の京極高辻に屋敷を構え「京極氏」を名乗ったことに始まります。佐々木氏の分家に過ぎなかった京極氏は、南北朝の内乱で京極高氏(道誉)の活躍により室町幕府の重臣となり、北近江半国の守護権と飛騨・出雲・隠岐の守護職を手にし、近江本家六角氏の力をしのぐようになります。
戦国時代の幕開けとなった応仁文明の乱(応仁元(1467)年から文明9(1477)年までの11年間)では、京極持清が六角氏に代わって近江一国守護を任じられ、京極氏の勢力を大きく伸長させました。
米原市上平寺の「京極氏館」は、持清の死後、明応元年(1492)に、改めて京極家の惣領職を認められた京極高清が、北近江の守護所として構えたもので、山麓の京極氏館、山腹の詰の城・上平寺城、さらに山麓の家臣団屋敷群と城下町を整備したと考えられています。
*これらの京極氏遺跡は国指定史跡です
「京極家」研究のスペシャリストをお招きし、「京極氏」「城」「館」「庭園」など、関わりのあるいくつかのワードをテーマにリレー形式でトーク。論文発表さながらの、仮説・定説・独自の考察を語っていただきます。トーク後は車座になっての茶話会。トークゲスト同士が「激論」を交わすほか、参加者の質問にもすべて答えます!
研究者と膝突き合わせて京極家のことを語り明かす初めての試み。楽しくないわけがない!
髙橋順之氏(京極家と上平寺の全体像)
中井均氏(城)
太田浩司氏(京極家)
石田雄士氏(庭)
12:30 受付
13:00 トーク
15:30 休憩
15:40 茶話会
16:30 エンディング
日時 | 2021年5月16日(日) 13:00~ |
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集合場所 | 上平寺御城下ゲストハウス「うむ」〒521-0327 米原市上平寺212番地 |
参加費 | 1人 2,000円(資料代含む) |
定員 | 20名 |
問い合わせ | ↓下記までお問い合わせください↓ ※メール推奨※ 上平寺御城下うむ うむ代表 川村千恵 joheiji.umu☆gmail.com(☆→@に) |
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